前半はビジュアルなプログラムの作り方を学び、後半はチーム(3〜5名程度のグループ)を編成してビジュアルな特徴を備えたアプリケーションやサービスを開発します。春学期にenPiTテーマあるいはenPiT準拠テーマを履修した場合には、秋学期にこのテーマを履修することで、enPiT修了として認定されます。
JavaScriptとHTML5を利用してビジュアルなプログラムを開発します。簡単な図形の描画から始めて、インタラクティブなプログラムの基礎となるイベント処理、アニメーション(動き)の作成などを学習します。物理モデルの利用やGoogle Maps APIやTwitter APIの使い方についても必要に応じて学びます。前半はJavaScriptによるビジュアルなプログラムの作り方を練習し、後半はグループでビジュアルなWebアプリなどの開発に取り組みます。
これらは2018年度のチームによる開発成果です。
指定(入力)した時間帯について、つくばエクスプレスの各電車の位置を時刻表から割り出し、路線図を用いて視覚的に表現するプログラムです。ただ電車の位置を表示するだけでなく、指定した時間帯にどの駅へ行けば美しい電車の写真を撮ることができるのかを教えてくれる機能を追加するなどの発展が考えられます。
近場で行われるイベントはないか、出張先でふらっと立ち寄れるイベントはないかなど気軽にイベントを探したい人向けのイベント検索Webアプリ「ぶらりまっぷ」です。桜・紅葉の名所、花火大会、イルミネーションの4イベントを地図上にマッピングします。期間検索や地方での絞り込みができる上、地図上で場所を確認できるため直感的にわかりやすいです。
サッカーの試合を観戦/分析を補助するためのサービスです。選手の位置データなどに基づき、俯瞰図でのアニメーション、ピッチの支配率を表す領域の図示や、時間軸に沿ったボールポゼッションなどの優勢/劣勢具合を可視化することで、よりテクニカルな試合観戦や、試合の見直しをサポートします。
教科書は指定しません。実験に必要な基本的な資料はManabaにて提供します。